こんにちは、住宅事業部の川添です。

先日の2/18に、国の登録工務店の会合に参加してまいりました。

この中で建築家の伊礼智氏が語る『標準化から生まれる豊かな住まい』と題して記念講演がありました。

伊礼氏は『小さな家で豊かに暮らす』というその著書にもある通り、若い人たちにも手が届く、斬新すぎない、居心地の良い家を目指した家づくりの話が聞けました。

たとえばリビングは広さではなく居場所があるかどうか？ある特定の人だけが住める家でなく、誰もが住める家、それがいい家だと。

自分たちが良いと思うものを手ごろの価格で提供する「オートクチュール」でなく「プレタポルテ」のような提案住宅を提唱していらっしゃいます。そのためには『標準化』が必要だというお話でした。

語りかけるようなやさしい口調で分かりやすいお話は私の中で”腑に落ち”、是非自分の仕事の中で生かしていきたいと思いました。

その後の懇親会でも伊礼先生を囲んで建築の話に華が咲きます。

この講演を聞いた社長と社員が近所の居酒屋に集まり、お互い感想を述べ合い、住まいづくり談義が白熱しました。みんな住宅に対する熱い思いをもっているのです。