桐ヶ谷覚の想うこと

 

カンディハウス訪問  2007.12.18

もう師走も半ばとなり、今年もあとわずかになってきました。「不定期日記」を始めたものの、なかなか更新することができず、「不定期」ながらも続けることの難しさを実感しています。

さて11月末から12月始めはカナダと旭川の連続出張になってしまい、ついつい書きそびれてしまいました。今回は旭川の家具の報告をしたいと思います。

〔カンディハウス訪問〕
今後家具の商品の巾を広げるべく、無垢のテーブル等のほかにソファやベッドもご提案できる体制にしようと、カンディハウスと提携しました。そしてこの度、旭川に本社・工場を持つカンディハウスを訪問し、見学・研修させてもらいました。

〔カンディと提携した理由〕
ー社で木材から加工までを一貫体制で行っている
▲董璽屮襦▲ぅ后⊆納、ソファまでの商品を自社で加工している
ショールームが近くにある(横浜、新宿)

〔見学させていただき・・・〕

正直、驚きました。

。幹陲亮社乾燥釜で30日間、狂いの生じない乾燥を施す。うち20日間は毎日巾3cm切り落とし、含水率を管理。OKになって初めて加工に回される。

→ここまで原材料を管理している家具の加工所は聞いたことがありません。決算で棚卸をするのが大変だろうと案ずるくらいの原材料がありました。

多品種一貫生産の会社
世界では家具は専業化が進み、それぞれに特化しているのが普通。ソファからテーブル、イスまでを自社内での加工は珍しい。

→自社内における多品種一貫生産は世界でもほかに類をみないほど珍しいのです。
 
ものづくりへのこだわり
イスのがたつきをなくすのに、隠れてしまう部分にもかなりの手間をかけている。
表面からは全く見えなくなるところをしっかりと作り込んでいる。

→デザインだけでなく、座る人への優しささえ感じます。

〔見学しての感想〕
工場内を見学していて、30年くらい前のソファの張替え修理を見ました。
生地はぼろぼろでしたが、住み手の人の愛着の度合いが伝わってきました。
張り替えられたソファはまるで新品のような表情になるのですね。
50年も100年も使える家具を作っているものづくりの魂に触れた感じがしました。


逗子には多くの外国の人が住んでいます。
粗大ゴミとして捨てられた家具を彼らが拾っていくのを見かけます。残念ながら日本人は安いものを買って、飽きたら捨てるという考えが浸透してしまったようです。

欧米では家具は家族と同じように大切にするのですね。これからは日本人もいいものを大事に使う文化を育てなきゃいけないと思います。福田首相のいう200年住宅ではないですが、何事も長持ちをさせること、そして飽きのこない本物を大事にしていきましょう。

株式会社キリガヤ 桐ヶ谷 覚

 

 
第4回(2007年12月18日)
第3回(2007年11月30日)

第2回(2007年11月26日)

第1回(2007年11月10日)